◎外反母趾:母趾(親ゆび)が変形して外側(小指側)へ曲がる状態です。
小:15度程度、中:20度程度、大:30度以上(画像@の角度)
小中学生の子供にも増えています。
遺伝的に外反母趾になりやすい体質を受け継ぐことや、足の筋肉の未発達によります。
◎内反小趾::足の小趾が内側(母趾側)に曲がり、小指付根が外側に出っ張ります。小趾が外側に踏ん張れなくなり、体のバランスを崩しやすくなるため、転びやすくなったり、走り方が遅くなったりします。
◎扁平足:筋肉やじん帯の未発達によって、足の内側の縦アーチ(土踏まず)が崩れた状態です。
足の後方からみて、骨格が「く」の字のように曲がっている場合は「外反扁平足」です。
◎巻き爪:足ゆびの爪の先端両端が、内側に湾曲した状態です。
負荷がかかりやすい親ゆびに多いですが、他の指も巻き爪になることがあります。
曲がった爪が皮膚に食い込んで炎症を起こし、痛みで歩行に支障がでることがあります。
回内足傾向の人は、かかとが内側に傾くため母趾の側面で蹴り出す歩き方になり、爪が横から圧迫を受け続けるようになることで巻爪が進みやすくなります。